八月の上生菓子(宮崎) 夏菊(練りきり) 薄紅色と白ぼかしの練りきりで白こし餡を包み木べらを用い手作業で形を整えました、初夏から夏にかけて開花するお供えとして親しまれる菊の花を表現しました。 残る蛍(雪平) 小豆こし餡を練り込んだ雪平生地で白こし餡を包み形を整えました、羊羹の葉と大納言小豆に金箔を飾り夏の終わりに儚く光る蛍の姿を表現しました。 ぶどう狩り (上用饅頭) 上質の山芋をすり下ろしたしっとりとした食感と風味が特徴の饅頭になります、中餡は小豆こし餡で焼きごてで線を引き羊羹で葉と実を飾り夏から秋にかけて旬を迎えるぶどう狩りを表現しました。 清流(鹿の子) 白こし餡に大納言小豆と白小豆を貼り付るように手作業で形を整えました、上面に上南羹と練りきりの鮎を飾り夏の日の涼しげな景観が特徴の清流を表現しました。 青楓(錦玉羹) 大納言小豆と色違いの羊羹の葉を散らし冷やし固めた透明感のある錦玉羹になります、若葉から青葉へと変わる夏の日の鮮やかな緑色が特徴の青楓を表現しました。