姫椿(練りきり)
白ぼかし赤色の練りきりで白こし餡を包み木べらを用い手作業で形を整えました、山茶花の別名で初冬の季語としても使われる姫椿の花を表現しました。
雪うさぎ (雪平)
雪平生地で白こし餡を包み表面に氷餅粉をまぶし手作業で形を整えました、練りきりの耳と羊羹の目を飾り晩冬の生活季語である雪うさぎを表現しました。
南天(上用饅頭)
上質な山芋をすり下ろしたしっとりとした食感が特徴の上用饅頭になります、中餡は小豆こし餡で焼きごてで線を引き羊羹の実を飾り冬の季節を彩る南天の実を表現しました。
柚子の香(黄身時雨)
黄身餡を用いた生地で白こし餡を包み蒸し上げた口溶けの良さが特徴の生菓子です、冬至の頃に強い香りで柚子湯として用いられる柚子の実を表現しました。
初霜(鹿の子)
白こし餡に大納言小豆と白小豆を貼り付け形を整えました、上面に練りきりの葉と氷餅粉を飾り冬の到来を実感させる草木に白く降りた霜の様子を表現しました。